授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

算数 かけ算の筆算2 ゲーム

算数 かけ算の筆算2 ゲーム




繰り上がりのある二位数×一位数を学習したら、以前、紹介した0〜9の数字カードを使って、遊びながら計算しても面白いです。



二位数×一位数のかけ算をカードを引いて、筆算の形に並べてノートに書いて計算します。


①1〜5までの5枚のカードだけでする

計算が簡単な問題になります。


②5〜9までの5枚のカードだけでする

計算が難しくなります。


③1〜9までの9枚のカードでする

計算の種類が増えます。


これをペアやグループでカードを使って筆算をノートに書いていくのです。



大きな答えになるかけ算を作ったペアが勝ちというようにしていくと、単調になりがちな筆算練習も楽しくすることができます。


カードを使った筆算をしていくと、知らず知らずのうちに計算量が増えるのと、暗算力もついてきます。



問題も工夫すると、例えば、

①1〜5までの5枚の数字カードで二位数×一位数のかけ算を作った時、一番大きな答えになるかけ算は?という問題もできます。

43✖️5=215

これが一番大きくなります


②一番小さな答えになるかけ算は?

23✖️1=23

これが一番小さくなります。


③5〜9までの5枚の数字カードで二位数×一位数のかけ算を作った時、一番大きな答えになるかけ算は?

87✖️9=783

これが一番大きな答えになります。


④一番小さな答えになるかけ算は?

67✖️5=335

これが一番小さな答えになります。



こんなふうにしていくと、楽しみながら学びができるようになります。



二位数×一位数でこの活動をしておくと、三位数×一位数のかけ算の習得に効果的です。



三位数×一位数でもこの活動をすると力がつきます。





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