授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

国語 ローマ字の指導2 授業参観ネタ

🔴国語 ローマ字の指導2 授業参観ネタ



🔵授業参観でローマ字をすると盛り上がりました。


🔶まずは、一人ずつB4サイズにローマ字で書いた自分の名前と好きなものを発表しました。

(これで全員の出番があります)


10分ぐらいです。




🔶 次は k□m□ と板書


「□の中に母音を入れて、生き物になるように探してください」


ペアで母音のカードを置きながら考えます。

答えは4個あります。

kame(カメ)

kamo(かも)

kuma(くま)

kumo(クモ)

ペアで答えてもらうと8人発表できます。



🔶次は □a□i と板書


「□の中に 子音を入れて生き物になるようにしてください」


これもペアで子音のカードを置きながら考えます。


「これは難しいので.保護者の方もいっしょに考えてくださいね」と呼びかけても面白く参観してもらえます。

答えは 全部で11個あります。

1. kani(カニ)

2. kabi(カビ) これも生物

3. kaki(かき) 柿と牡蠣

4 sagi(サギ) 鷺

5. nasi(ナシ) 梨

6. hati(ハチ) 蜂

7. hagi(ハギ) 萩

8. yagi(ヤギ)

9. yasi(ヤシ) 椰子

10. wasi(ワシ) 鷲

11. wani(ワニ)

[他にもあるかもしれません]


12. dani(ダニ)


ありました。


これは全部は出ないと思うので、ヒントをあげでもいいし、時間が来たらこんなのもあるよと答えを言ってもいいと思います。

20分〜25分ぐらい


🔶 最後に保護者参加型の学びをします。

ペアごとに子音のカードを2つ渡します。

あらかじめ、言葉を作りやすくて、どのペアもできるだけ違う子音を考えて渡します。

保護者には、協力をお願いして、その場で母音のカードを2枚ずつぐらい渡していきます。

ペアで考えて、言葉を作り、欲しい母音を保護者の方々にもらいにいきます。

例えば、

mとrを受け取ったペアが、mari(マリ)という言葉を作りたいと思ったら、

aとiを探しに保護者の方々に

「aをください」

とお願いに行くわけです。

持っておられなかったら、他の方にもらいにいきます。



もらったらちゃんとお礼も言うことを伝えておきます。

こうしてペアで母音と子音を組み合わせて、出来た言葉を発表させて、終了します。

少し時間がオーバーするかもしれません。



2回、参観でやりましたが、子どもたちも保護者も楽しんでくれました。


アレンジして参観でやってみてください。







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