体育 見学している子への指導
体育 見学している子への指導
怪我や病気で体育の授業を見学している子にどんな事をさせていますか?
みんなが体育をしているのをただ見ているだけではないでしょうか?
それではその子にとって、学びにつながりません。
運動をすることだけが体育ではありません。
体育ノートにみんなの動きを見て、気がついた事を書く事だって、体育の学びです。
跳び箱の動きを図解したり、パラパラマンガに書けるのなら、動きを理解していると言えます。
あの体操の金メダリストの内村選手は、子どもの頃に、技をパラパラマンガに書いていたそうです。
バレーボールでは、アナリストが試合を分析しています。
体育の授業でも、試合の視点さえ教えれば、分析する事も可能です。
また、ビデオ係を担当してもらって、みんなの動きを観察してもらう事だって出来るのです。
怪我や病気で長期間、体育を見学している子はいませんか?
そんな子にも体育の楽しさを感じてもらう事も可能なのです。
おとなになったら、自分が運動しなくてもスポーツを見て楽しむ事も、大切なことだと思います。
だからこそ、体育が出来ない状態にある子にも、そうした指導は必要だと思っています。