社会 3年生 昔のくらし
🔴社会科 3年生 昔のくらし
🔶教科書には、昔のくらしを知るために挿絵や写真が掲載されています。
🔶今の子どもにとっては、かまどや土間などは、未知の世界と同じです。絵や写真ではなかなか分かりません。
🔶民俗資料館へ見学に行くことが出来れば一番いいのですが、なかなか難しい事もあります。
🔶その次は校区に昔の家屋があれば、見学させてもらう方法もあります。
🔶それも難しいなら、実物に触れる事です。学校によっては、古い道具を資料室に置いている所もありますが、おうちから持ってきてもらう方法もあります。
🔶洗濯板や古い紙幣を持ってきてくれた事もあります。
🔶でも、どんどん昔の道具を持っておられる所は無くなっていますね。実物を見せることが出来ない場合、映像を探して見せる方が挿絵や写真だけよりも使い方が理解出来るはずです。
🔵また、地域のシルバークラブの方にお願いをして、昔のくらしについてお話をしてもらう方法もあります。
🔷昔の家の道具、昔の学校、昔の街の様子を聴かせてもらうのです。
🔷昔、習字の時の練習は半紙ではなく、新聞にしていた事を聴いた子どもたちは、驚きながらも紙を大切にするようにもなりました。
🔷おじいさんたちが子どもの頃だった時の話を聴いて、出てきた疑問や分かった事、今との違いを考えさせることが出来るはずです。
🔷私自身の子どもの頃の話をしても、子どもにとっては、かなり昔です。「テレビには扉がついてたり、脚がついてたんだよ」と言うと「え〜?なんで〜」「チビまる子ちゃんで見た事ある〜」という声が出ました。
🔴若い先生方は、まず自分の家族やお年寄りの方に昔のくらしについて話を聴く所から教材研究をしてみたらどうでしょうか。