授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

落ち着いた朝の会 朝の学習タイム

🔴落ち着いた朝の会 朝の学習タイム


⭐️前回に帰りの会の記事では、テンションを上げて、元気に帰らせたいと書きましたが、


朝はバタバタするので、騒がずに、できるだけゆったりしっとりと落ち着いて始めたいと思います。

🔵前日、黒板に今日の分の連絡帳や、登校したらすることを書いておきます。



何かあって少し教室に行くのが遅れても、安心 出来ます。

例えば

❶出すもの

お手紙(懇談の紙)や宿題(漢字ドリル•算数プリント)

などと具体的に書く


❷連絡帳を書く

小黒板に書いて貼っておき外せるようにします。


❸プリントをする

朝、来たらすぐ遊ぶのではなく、簡単なプリントで、習熟度を観るためのものをさせています。



チリも積もれば何とやらで、年間を通してすることで学力の伸びが違います。


学年初めは、え〜⁉️とボヤいていても、そこはきびしく鍛えていきます。


「だって、時間割り見てごらん。中間休みと昼休みはあるけど、朝休みって書いてる⁉️」

というと、



子どもは、慣れたのか、諦めたのか、静かに勉強をするようになります。


その代わり、中間休みと昼休みは、思いきり遊ばせます。

出来たら、自由時間

少ない時間だからこそ、運動場でその分、発散してきます。

🔴朝タイム

学校によって違いますが、朝読書や朝学習の時間です。


これも、ハッキリとすることを書いておきます。


チャイムが鳴り終わるまでにもどってきて、必ず着席しておくことを約束しておきます。


🔶私もチャイムが鳴ったら、授業は必ず終わることを約束します。


若い頃は、ずいぶん延長していましたが…延長して授業をやるよりピッタリ終わる方が絶対にいいのです。


🔶これも内容を具体的に書いておきます。


「先生〜何するの〜」

という声はなくなります。


課題が早く終わった子には、分からない子といっしょには考え合うようにしておきます。


することが明確でないとザワザワとおしゃべりが始まり、集中出来なくなるからです。

🔴朝の会

当番の子の司会で

①あいさつ

②今日の予定(予定係が前日に書いて帰ります)

③係からの連絡

④欠席•健康調べ

⑤先生からの話

⑥日直のスピーチ

🔶時間があれば読書をして待ちます。


職員朝礼などで先生がいなくても、子どもたちだけでできるように鍛えていきます。

🔶朝は子どもが登校する前に、教室の前の席に座って仕事をしながら、待っています。


🔶「おはようございます」という声のトーンや表情を観察しながら、提出した宿題をどんどん赤ペンで丸つけをして、名簿にチェックしていきます。


🔶まちがい直しは、すぐその場で渡してやり直しをさせます。


🔶職員朝礼までには、丸つけはほぼ終わります。


🔶連絡帳もノートを開いて出させ、チェックしていきます。

朝は、授業の前の準備の時間だという意識を持たせたいのです。


🔴もし、職員朝礼が長引いて、教室に行くのが遅れても、教室がシーンとして誰もが読書に集中して待っておくようになっていれば、成長の証です。




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