授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

理科 昆虫の体のつくり アメンボの足は何本❓

理科 昆虫の体のつくり

昆虫クイズ


3年生の理科で、昆虫の体について学習をします。

1学期には、モンシロチョウの体と成長の学習。

2学期には、その他の昆虫の体と成長について学習します。

学習する前に、チョウの絵を書いてもらいます。ほとんどの子は、体を一つと羽を二まい描いて終わりです。

観察し、学習した後に描くと、

頭・胸・腹の三つの部分と羽を4枚と足を6本

描けるようになります。

学習前に描いたチョウの絵と比較させると、

「うわあ〜、ちょっとはずかしい〜」

という声もあがります。

それだけしっかりと勉強した証明になるよね

と声をかけると、自分の成長を感じることが

出来ました。

2学期の学習では、チョウと他の昆虫とを比

べ、同じ所と違う所を考えさせます。


昆虫の体のつくり

カブトムシ、バッタ、トンボなどの写真や絵を

見ることで、どれも足が6本で、頭、胸、腹に

分かれていることに気がつきます。

また、昆虫の足や頭、胸、腹をパーツごとに分

けて、どれがどの昆虫のものなのかを組み合わ

せて完成させるものを作って、黒板にバラバラ

に貼って、考えさせるのも盛り上がります。

一番面白かったのは、アメンボの足は何本❓と

いうクイズです。

多くの子どもが4本と答えます。正解は言わず

に調べてきてごらんと引っ張ります。

次の日に何人も

「先生、アメンボの足、分かったよ」

とうれしそうに言いに来ます。




同様に、クモの足は何本❓ ダンゴムシの足は

❓ ムカデの足は❓

と問題を出すことで、昆虫とそれ以外のものの

違いについても理解できるようになります。

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