授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

最後の授業で伝えること

🔴最後の授業で伝えること


◯卒業式後や学年の終了式後の「最後の授業」で子どもたちにどんな事を伝えていますか?


◯一年間の子どもたちの成長や思い出を話している先生も多いかと思います。


◯この一年間の失敗や喜びの思い出を糧にすること、成長してほしいと願っていることを自分の言葉で語りかけるのです。


◯そして子どもたちに伝えておきたい事は来年度や将来の事です。


◯新しい学年、新しいクラスでも力を合わせてることを約束させるのです。


◯今の先生、クラスがよかったと子どもたちから嬉しい言葉が出たとしても、来年度の新しい先生のやり方を必ず守ること、今と違うやり方であってもその先生の方法から学ぶことを伝えておくのです。


◯今年度いくら学級経営が上手くいったとしても、来年度子どもたちが他の先生と上手くいかなければ本当の力がついたとは言えません。


◯その上で今のクラスの友達とも仲良くし、新しいクラスの友達とも仲良くする事で倍になるのだと語ります。


◯目の前に壁があったら、まずはドンとぶつかってみよう。チャレンジする事は大切だよ。でもどうしても乗り越えられない壁があったら、回り道をしたらいいと語りかけます。


◯つらい事や悲しい事があって、どうにも耐えられない時は、逃げてもいい、避けたらいい、逃げる事は負けではない、やり直しはいつでも出来るんだという事を伝えています。


◯生きてさえいれば、どんなに辛い事があってもいつか必ず幸せになる時が来ると。


◯頑張れ!頑張れ!とは言いません。


◯しんどくなったらいつでも連絡しておいで、話を聴いてあげるからと語りかけています。


◯自分らしい最後の授業をしてあげてください。

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