授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

3年生 国語 言葉 参観

🔴3年生 国語 言葉 参観


◯子どもが出来るだけ登場出来る場面を作ります。


◯授業参観は、いろんなパターンの授業を見てもらうことがいいと思います。毎回ワンパターンの授業より、子どもの発表がメインのもの、グループ活動がメインのもの、一斉授業でも多様な変化を取り入れて見てもらうことです。


◯国語の授業参観は、最初に音読を句点や段落ごとにすると、全員が登場出来ます。


◯また、これまで学習した漢字を一人ずつ決めておいて、後ろを向き、「葉っぱの葉です」と画数を数えながら、指で空書きさせると、保護者にも見てもらえます。


◯音読と漢字で一人二回ずつ発表出来ることになります。


◯次は、学年に応じて文法や言葉の学びを取り入れていきます。

◯3年生なら、2年生で学習した主語と述語の復習をしてもいいのです。


◯「〜が歩く」「〜は大きい」などの例文の主語を考えて発表するのは、子どもも手を挙げやすいですね。


◯次に「ネコが、〜する」「うさぎは、〜だ」などの述語を考えることもみんな出来ると思います。


◯主語と述語の復習をしてから、「先生が〜」「先生は〜」と先生を主語にして、述語を考えて文を作ってごらんというと、とても盛り上がります。


◯「先生が笑う」「先生が怒る」などが出てきたら、演技してあげると子どもは大喜びですよ。


◯また、「先生は優しい」とか「先生はカッコいい」とか言ってくれたら、満面の笑みで「そうそう!花マル」と言ってあげたらいいのです。


◯「先生はおそろしい」と出たら、「こりゃ〜!」と子どもの答えにのってあげたらいいのです。


◯保護者の方も微笑ましく見てくれます。


◯また、「先生はお腹が出ている」などの文が出たら、主語は二つあるので考えるチャンスです。


◯「先生の顔はこわい」という文が出たら、修飾語を考えるチャンスです。


◯最後に「お母さんは〜」で文を作ってごらんというと、これまで微笑んで見ていた保護者にちょっとした緊張感も出ます。


◯「よく考えて文を作らないと家に帰ってからオヤツ抜き!と叱られても先生は責任は取りませんよ〜」と釘をさしておくといいですね。発表させる前にノートに書かせた方がいいと思います。机間指導して、無難な文を書いた子を当てることです。調子に乗る子には絶対当てません〜。

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