授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

1年生 国語 ひらがな

🔴1年生 国語 ひらがな


◯1年生のひらがなの指導は、とても丁寧に行なう必要があります。


◯一度の指導だけで覚える事は難しいので、何度も反復して繰り返し習熟させる必要があります。


◯おとなが新たな言語「アラビア語」や「ハングル」を覚えなければいけないと置き換えて考えてみるとその難しさが分かります。


◯一度では到底覚えて書けないはずです。


◯1年生のひらがな学習は、ひたすら書くだけでは、面白くないし、覚えられません。


◯授業もワンパターンになってしまいがちです。


◯いろんなものを使って、暮らしに結びついた活動を取り入れて指導していました。


◯「ひ」なら「ひも」を使って、紙の上にひもをノリで貼って「ひ」を描く。


◯「く」なら板に「くぎ」を打って「く」の形を書いたこともあります。


◯毎回、どの文字もこのように授業でするのは時間もかかるので、実際にする代わりに、B4サイズのプリントに「くぎ」で作った「く」を書いて、その大きな「く」の中を鉛筆で書いて、字の形を捉えさせていました。


◯1年生では大きな字を書く方が、いいのです。


◯「あ」などは形も難しく、鉛筆で書くよりも、粘土板の上に粘土で一画ずつ棒を並べていって、「あ」の形を作ることで立体的に文字の形を認識させる方法もあります。

◯鉛筆で書いたひらがなは平面なので形を捉えにくい子には、粘土でひらがなを作るのは特に効果があります。


◯遊びながら文字の形を捉えられるようになっていきます。

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