授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

1年生 国語 ひらがな②

🔴1年生 国語 ひらがな②


◯ひらがなの指導は大きく分けると2通りあります。


◯五十音順にあいうえお順に教えていく方法と、画数の少ない簡単な「く」「し」「つ」「へ」などから教えていく方法です。


◯どちらの方法も長所短所があります。


◯どちらにしても、文字を単独で教えるのではなく、言葉を通して教えることが必要です。


◯「あ」なら、「あさ」「あし」「あり」などの言葉の「あ」を意識させて指導します。


◯「く」なら、「くつ」「くさ」「くち」などの言葉の「く」を意識させて指導します。


◯さらに2つの指導方法があります。「あ」か「く」のいずれかから教えていくにしても、まだ習っていない文字を書かせるのか、書かせないかで違ってきます。


◯「あさ」と書くのか、「あ・」と書かせるのかの違いです。「くさ」と書くのか、「く・」と書かせるのかの違いです。


◯習っていないひらがなを「・」として書かせるのか、「さ」も書かせるのかということです。


◯これも一長一短あります。どちらにせよ、言葉を出させてから書かせてことです。


◯「・」ではどんな言葉なのか分からないので絵を描かせます。「く・」「くさ」なら「草」の絵を描かせるとより分かりやすくなります。


◯絵も描くことで、文字が単に音を表すものから、意味を持つものとしてのイメージにつながっていきます。

◯また、1年生にとってはノートのマスの中に文字を書くこと自体が難しい子もいます。


◯小さなマス中にはなかなか書けない子もたくさんいます。


◯ひらがなの指導は大きな文字で書かせることから始め、だんだん小さく書けるように指導することが大切です。


◯最初はB5の大きさに書いてもいいくらいです。


◯そして少しずつ小さなマスにしていくのです。

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