3年生 算数 秒の学習
🔴3年生 算数 秒の学習
◯時間と時刻の学習は、低学年でしていますが、定着の復習のために3年生でも単元があります。
◯1時間=60分、1日=24時間ということも忘れている子はたくさんいます。
◯3時20分の1時間40分前は何時何分かという問題もなかなか難しいのです。
◯時間は、他の算数の学習と違って、60進法や12進法を使うからです。
◯もう一つ子どもが混乱することがあります。時計の針は前に進んでいるのに、「10分前」というのは、時刻は戻ることにあります。「10分後」は、時計の針を進めなければいけないことに「ん?」と考えている子がいることに気づく必要があるのです。
◯これまで学習してきたことをもう一度確認しながら、授業を丁寧にしていく必要があります。
◯そして、3年生では新しく「秒」を指導することになっています。秒は秒針の動きが実感できるのでまだ分かりやすい所があります。
◯しかし、1分=60秒とスッとやってしまうと頭には残りません。
◯1から60までみんなで数えてもいいでしょう。また、1分間、時計を見ながら、ノートに1から60まで数字をかいていってもいいかと思います。
◯目を瞑って後ろを向き、60秒、1分だと思った所で前を向き、時計で確認するゲームをしても楽しいです。
◯いきなり60秒でするよりも、10秒などの短い時間で何度かやっておいた方が何度か活動もでき、秒を捉えられるようにもなります。
◯ストップウォッチをたくさん用意して、60秒のピタリ賞を決めても盛り上がります。
◯こんな活動をしてから、2分=?秒なのか、100秒は何分何秒なのかをノートに書いて理解しているかを確かめるとよいでしょう。