学級経営 まちがいは たからもの❗️
🔴まちがいはたからもの!
クラスの合言葉にし、掲示しています。
⭐️人の失敗や間違いを笑ったり、けなしたりしない。誰も失敗をして成長していくんだと伝えていきます。
初めに「まちがいは、◯◯◯◯◯」の中身を考えさせます。いろんな意見が出てくると思いますが、まだたからものとは言いません。
🔵 次に問題を出します。
私は難しい漢字を書いて「何と読むんだろうね?」と問いかけます。
例えば、
「駱駝」や「土筆」などです。
いろんな答えが出てきます。
それを全部板書します。
生き物の答えが出ると「あ!近づいてきた」
馬がついてるので「ヤギ」と答えると「おしい〜」などの言葉をかけながら聞いていきます。
そうしているうちに正解の「らくだ」が出ます。
⭐️ここでの教師の言葉が勝負です。
「みんながわからなかった漢字をどうやって最後に分かったと思う?」
「黒板に書いてあるそれ以外の答えは、全部間違いだよね?」
「でもその間違いをたくさんの人が出してくれたからこそ、正解にたどり着けたんだよね」
「これらのまちがいは無駄なもの?」
「大事なのは正解だけ?」
というような話を子どもたちとやり取りしながら進めていきます。
「まちがいは、とっても大事なんだ」
ということを確認し、
『まちがいは?』『たからもの!』とコールをみんなでします。
🔴エジソンの実験の話やイチローのヒットの話をしてもいいと思います。
⭐️ 次に、子どもたちに授業で答えが間違った時のことを出させます。
笑われてイヤだった。だから意見を言いたくない。発表するのが恥ずかしいなどこれまでの経験を出してくれます。
「だからこそ、このクラスの合言葉はこれだよね!」と約束をします。
⭐️そして、蒔田さんの「教室はまちがう所だ」という有名な詩をプリントして読み合います。
最後に、宿題やプリント、テストの間違い直しこそ、大事にしてほしいことも伝えます。
学級の大きな柱として四月にするだけでなく、たえず、合言葉として言い続けることが必要です。