授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

社会 5年生 くらしと情報③フェイクニュース

🔴社会 5年生 くらしと情報③ フェイクニュース



🔶メディアの情報をどう考えるのかについてです。




🔶子どもはテレビやネットなどで見た事は、全て本当だと信じてしまうことがあります。




🔶一つの説に過ぎないものや都市伝説でさえ信じてしまいます。




🔶だからこそ、情報は、発信者の意図があるもの、悪意があるものを見極める力を少しでもつけなければなりません。




🔶おとなでも自分の都合のいい情報を信じてしまいます。




🔴沖縄での米軍海兵隊員の交通事故をめぐって、産経新聞が琉球新報、沖縄タイムスを批判した記事がありました。


🔶走行中の米海兵隊曹長が、重体となった事故で、産経新聞は「曹長は日本人運転手を救出した後に事故に遭った」という記事を掲載しました。



🔶救出を報じない沖縄メディアを「報道機関を名乗る資格はない、日本人として恥だ」「沖縄の二紙は反米の思想に偏向している」と非難しました。


🔶産経新聞は「日本人を助けるために勇敢な行動を取った」という「美談」にして報道をしたわけです。


🔶しかし、その後の取材と検証で救出活動の事実はなかったことが分かり、産経新聞は、琉球新報と沖縄タイムスに謝罪をし、「お詫びと訂正」の記事の載せることになりました。

🔶記者があるフェィスブックに載ってていた事を信じて、確認もせずに記事を書いた事が原因のようです。




🔶「ウソ」の記事を書いて、他紙を攻撃していたことになります。どちらが偏向していたのか、自ら露呈した結果となりました。


🔶以前にも、米軍基地反対運動をしているのは、「プロの活動家」や「左翼」ばかりで暴力行為をしているなどの記事がネットなどで流され、多くの人が信じたようです。


🔶5年生の社会の教材としては、扱いにくい問題かもしれませんが、新聞やテレビ、ネットなどの情報を鵜呑みにしてはいけないことを考えさせる必要があります。

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小学校の英語教育①

🔴小学校の英語教育について①


🔶小学校での英語教育をどう思われますか?


🔶学習指導要領の改定により2020年度から小学校で英語教育が始まります。来年度の2018年度から移行期間として実施する学校も多いかと思います。


🔶来年度に向けて各小学校では、年間カリキュラムの作成が行われていることでしょう。


🔶これまでは外国語活動として、高学年を中心に取り組まれてきています。


🔶現場の先生たちも英語をどう指導すればいいのか、模索してきたかと思います。


🔴まずは、英語教育に対する私の個人的な考えを述べておきます。


🔶日本での英語教育は、英会話よりも、読み書きを授業の中心に進められてきました。


🔶明治時代から、語学の習得は欧米の書物から学ぶことがメインとなってきました。未だにその形がとられています。


🔶だから、英語を話すこと、聞くことに苦手意識を持っている日本人が多いのは当たり前なのです。


🔶しかし、英語の読み書きでいうと、会社名や服のデザイン、看板など至る所に英語が使われています。


🔶インバウンド(外国からの旅行者)が増えていますが、まだまだ外国の方と接する機会が少ないのが現状です。



🔶学生の頃、バッグパッカーでヨーロッパやアフリカに行きました。モロッコでは、失業者がたくさんいて、外国人旅行者にガイドをしようと何人も話しかけてきました。どの人も何ヶ国語も話せました。生きて行くために必要だからです。



🔶必要性があれば言語は使えるようになるのですが、その必要がないと忘れてしまい、使えないのは当然です。


🔶まず、中学や高校、大学での英語教育の中身を問い直すことが先だと思っています。


🔶大学入試が読み取りや文法などの筆記が中心である限り、高校、中学での英語教育の中身はなかなか変わらないのでしょう。


🔶英語は、アメリカ人なら幼児でも聞き取り、話すことができます。


🔶赤ちゃんから学童期までの言葉を覚える順序は、耳で聴く→話す→読む→書くという段階をたどります。


🔶おとなになって他言語を習得する場合には、読み書きから入ってもいいかもしれませんが、子どもの場合は「聴く・話す」からです。


🔶小学校では、まず母国語をしっかりと習得するべきだと思います。そのうえで英語教育をするのならまだしも、国語教育は今回の改定ではあまり重視されてはいません。




🔶英語の早期教育をすればいいというものではありません。高学年に英語の読み書きまで導入しようとしていることに危惧を感じています。


🔶幼い頃に海外で育った子が日本に戻ってきて、英語を忘れてしまったケースはたくさんあります。また、両親が国際結婚していてもお子さんがバイリンガルになるとは限りません。日本語と英語のどちらとも不十分になり、学習についていけないケースもあります。



🔴国語教育を重視しつつ、英語教育を進めていかねばならないのでたいへんです。



🔴しかし、ネィティブスピーカーの方が小学校の英語の授業にもっと関われる形で進められるのであれば、かなり効果は期待できます。



🔶でも、予算面にしても各学校にそんな人員配置が行なわれる形には、程遠い現状です。



🔶文科省は英語教育を小学校から導入しますよという旗振りだけで、後は現場の教員の努力という形なのです。



🔶教員は何とかしてこんな状況の中、少しでも実りのある授業にしたいと考えています。




🔴小学校の英語教育での学びが活かされるためには、下記の4つを重視することが大切だと思います。


①「聴く・話す」こと


②英語に親しみ楽しいと感じること


③他文化から学ぶこと


④コミュニケーションをとることの楽しさや大切さを感じること




🔴ALT(Assistant language Teacher)の方と協力して多様な活動を行うことが重要です。



🔶そしてALTの先生ともっと仲良くなりたいという「必要性」を子どもに感じさせることが大事なことだと思います。

(つづく)



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社会 5年生 環境を守る④

🔴社会 5年生 環境を守る④


🔶一通り公害について学習した後や並行して、個人やペア、グループで公害について調べ学習をしてまとめ、発表する活動を取り入れてみましょう。


🔶四日市ぜんそくだけでなく、水俣病などの四大公害、アスベスト被害、原発事故による放射能被害、米軍基地の騒音被害、公害を防ぐために出来る事、世界の公害問題、それらの中から自分たちで選んでレポートにしたり、「公害新聞」を作成したりして、学習を深めていくのです。


🔶被害の実態、原因、経緯、対策、現在の状況を調べて、自分なりの意見を考えて発表します。


🔶資料として、図書室や図書館からたくさんの本を借りてきておくといいでしょう。


🔶インターネットを活用する場合は、真偽を確かめる必要があることも教えることができます。


🔶発表する時には必ず自分の意見や感想を伝えるようにすることです。


🔶他のグループの発表を見たり、聴いたりした後で、どんな気づきがあったのか、自分が調べた事との違いや共通する事を考えさせることが大切です。


🔶そうした活動を行なってから、公害を防ぐために何が大切なのか、自分たちにはどんな事が出来るのかを考えさせます。


🔷水質汚染や大気汚染には自分たちの暮らしが関係している事を考えさせなければなりません。




🔷原子力発電も電力供給の問題であり、自分たちの家庭や学校での暮らし方とつながっていることを考えさせるのです。

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