🔴国語 伝記を読む 手塚治虫
国語の教科書(東京書籍)には手塚治虫さんの伝記があります。
🔶 従来の指導では、手塚さんの伝記を読んで、一番心に残った所を選び、なぜそこが心に響いたのか、自分と重ねて考え、感想を書くという展開が多かったと思います。
🔶教科書では、「○○な人、手塚治虫」の中の言葉を考えて伝えようという指導になっています。
「マンガに情熱をかけた人」という例のようにキャッチコピーで表し、その理由も伝える指導が記述されています。
手塚治虫さんの生き方のどこに着目したのかという点では、キャッチーなタイトルを考えることも、面白いやり方だと思います。
子どもによって選ぶ所は違うはずです。その違いを交流しあう事で、他者の意見から学ぶ授業が出来ます。
🔶次の段階では、自分で人物を選んで伝記を読み、感想文を書く展開になっています。
リーフレットや新聞にまとめる言語活動をしてもいいでしょう。
ここで「○○な人」というキャッチコピーのタイトルを考える事も活かせます。
その人物の生き方を紹介し、どんな所に心が動いたのかを表現するのです。
文字数を限定してみてもよいでしょう。
その範囲で表現する事で要旨をまとめて書く力もつきます。
なかなか人物を選べない子もいます。
あらかじめ、図書館の司書の方に相談をしておくと、いろんなジャンルの人の伝記を紹介してもらえます。
名もなき人の中に素晴らしい生き方をしている人がいる事も学ばせてほしいと思います。