授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

体育 ハードル走の指導

🔴体育 ハードル走の指導


🔶初めに50m走と50mハードル走の記録を取ります。その差をどれだけ縮められたかが成長の証です。(50mでなくても構いません)


🔶他との比較ではありません。自分の過去との闘いにします。


🔶50mハードル走を何本も全力では走れません。練習では、20mぐらいにします。これも両方、測定しておきます。


🔶 ハードル間の距離は、学年に応じて適切な距離にします。


🔶練習では、ハードルの代わりにいろんなものを置きます。



①白線を引くだけ


これだけでも初めは、歩幅が合わずに意外に難しいのです。


②牛乳パックを横に倒して置く


③15cmの高さにダンボールを切って置く


④横の板を外したハードル


⑤1番低く設定したハードル


⑥ハードル


🔶こうしてスモールステップにして練習をします。


🔶①から⑥をグループごとにローテーションで練習します。


🔶ハードルのコツは、高く跳ぶ事ではなく、低く跳んで如何に早く脚を下ろすことにあるかを気づかせるのです。


🔶教えるのではなく、考える中で気づかせましょう。


🔶オリンピック選手の動画を見せて、自分たちのフォームの動画と比較してもいいですね。


🔶前の脚は真っ直ぐ伸び、跨ぐ脚は横から抜いています。そして、前の脚はすぐに振り下ろしています。


🔶そこに気づいたら、ハードルの横を脚の抜き方だけ練習したり、ゆっくりと歩きながら、ハードルだけを越える練習をします。


🔴そうした、最初に測定したハードルの記録からどれだけ伸びたのかをグラフにして行くと、自分の成長を感じとれます。




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国語 説明文 和の文化を受けつぐ

🔴国語 説明文 和の文化を受けつぐ


5年生の国語教科書に載っている説明文です。


🔶「和の文化を受けつぐ〜和菓子をさぐる」


🔶総合学習とつながる教材は、各学年の国語の教科書に掲載されています。


🔶和の文化である和菓子についての説明文を読み、グループごとに和の文化を調べ、説明文を書くという形で進めていくようになっています。


🔶これまでずっと大切にされてきた和の文化は、その伝統的で優れた部分が見直されてきています。


🔶テレビでも外国から日本の文化を学びに来たり、紹介したりする番組がよく放映されています。



クールジャパンという言葉も普及していますね。



テレビ東京の「和風総本家」などは、この教材の内容にピッタリだと思います。


🔶和の文化には、書道・筆・墨・和紙・和食・箸・漆塗り食器・折り紙・建築・畳・襖・着物・茶道・華道・能・歌舞伎・和楽器・剣道・柔道など数え切れないほどたくさんあります。


🔶それらをたくさん提示して、子どもが興味を持った事について説明文を書くという方法が一つです。


🔶説明文の書き方を指導する必要がありますが、それは本文をよく読み、同じような書き方をさせればいいのです。



🔶序論→本論→結論の構成で書いていれば、5年生段階では充分です。



🔶接続語や段落の書き出しの言葉に着目させる指導をしておくと、良いでしょう。


🔶本文にある「まず、次に、例えば、一方、このように」をポイントとして、押さえておくと書く時の手掛かりになります。


時間はかかりますが、面白い学びとなるでしょう。




🔶時間がない場合は、説明文の読み取りを中心にしても構いません。



どの教材に重点を置くかが大事です。



🔶説明文の読み取りの場合は、段落の構成だけ押さえて、クイズを作っていました。



🔶本文にある事を答えにして、問題を作らせるのです。


🔶この教材の場合だと「クイズ〜和菓子をさぐる〜」と名づけてグループで問題を考えて、他のグループと対決させても面白いと思います。



例えば



「かしわもちにこめられた願いとは?」



などが考えられます。



🔶テレビのクイズ番組のように展開するのです。


🔶グループから一人ずつ交代でしてもいいし、一つのグループが出した問題を他のグループが答えられるかという形にしてもいいのです。


🔶教科書を見ないで答えられたら得点を倍にすると、本文を読み込みます。



苦手な子もこんな形にすると、説明文もしっかりと読むようになります。


🔶テストの問題を知らず知らずのうちに自分たちで作成しているようなものなので、読解力もアップしていきます。




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算数 単位量あたりの大きさ

算数 単位量あたりの大きさ



子どもにとって難しい単元の一つです。


計算は出来ても、文章題が苦手だという子が多いですね。


1mあたりの重さ



1Lあたりの面積



1平方kmあたりの人数(人口密度)



1Lで走れる距離(燃費)


などいろんな単位が出てきます。



そして二つの単位でどちらがもとになるのかを決めて解かねばなりません。


次の問題などでは、意味が分からずに式を作ってしまいがちです。

🔷ある麦畑では、2000平方mの畑から700kgの麦がとれました。1平方mあたりのとれ高はどれだけですか?

2000÷700 ?


700÷2000 ?

それとも?


「1あたり」という事が理解出来ていないと間違いやすい問題なのです。




文章だけ読んでもピンと来ません。


文章題の場合は、図や絵を描くと手掛かりが見つかる事を子どもたちに伝えるのです。


文章だけで考えても分からずに投げ出したり、一か八かの勝負で式を作ったりするのです。


文章を図や絵に変換することを徹底して伝えるのです。


単元の初めからです。どの単元でも徹底していくのです。


文章を図に変換することも難しいので、どの問題でも描かせます。


子どもが考えたいろんな図を紹介していきます。


黒板にも図を描いてもらいます。


その図を説明してもらいます。




図を理解することは、逆に図から文章への変換の作業になります。


この問題は、意味が理解出来ているかを問うために並びが変えてあります。


図でなくとも、文章にある大事な手掛かりを整理して書くように教えます。



「ヒントは、文章に必ずある❗️」



キーになる数字と問われている事を整理して並べて書き出すやり方を指導しておくと、苦手な子にも分かりやすくなります。


上記の問題であれば、



2000平方m →→ 700kg


1平方m →→→ ?kg


となります。



整理すると4つの関係が見えてきます。



横と縦の関係を考えるといいのです。



横だけでは難しいけれど、縦を見ると上からだと2000分の1であり、下からだと2000倍の関係になっていると気づきます。


そこで700÷2000=0.35


答え 0.35kg



ポイントは、



🔴図に変換する


🔴考えた図から理解する


🔴数を単位を合わせて整理して並べる

この単元でつまずいてしまう子は多いので丁寧な指導が必要です。

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