授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

冬休み何にチャレンジ?

🔴冬休み何にチャレンジ?


「もういくつ寝ると〜お正月♪お正月には凧揚げて〜独楽を廻して遊びましょう〜早く来い来いお正月〜♪」


小さい頃、自分で竹ヒゴと紙で凧を作り、コマ回しをしていました。


今の子どもたちならどんな歌になるのでしょう?


「お正月にはゲームして〜LINEでスタンプ送りましょう〜」みたいな冬休みになるのでしょうね。


🔵チャレンジしたい事を考える


冬休みを少しでも有意義に過ごすために、冬休みにしたい事を、2学期末に子どもに考えてもらいます。


◇自分がチャレンジしたい事を連絡帳などに、箇条書きでたくさん出してもらいます。


【例】


①野球の素振りを毎日100回


②ピアノで「サザエさん」の曲をマスターする。


③クッキーを焼いて、いとこにプレゼントする。


④おせち料理の黒豆の作り方をおばあちゃんから聴いてノートに書く。


◯実現可能な事を出来るだけ具体的に書くのです。


そして、3学期にいくつ実現出来たのかを確かめます。


*通知表を1人ずつ渡して話をしている間に書かせると、静かにその時間を過ごす事も出来ます。




*連絡帳に書かせると保護者の方にも見てもらえるので、出来る可能性があがります。


🔵してほしい事を宿題にする

①お手伝い

家族の一員として役割を担うこと、大掃除で活躍してほしいです。


②昔の話を聴く

お正月は、親戚やおじいちゃん達から話を聴ける機会があると思います。

[低学年]

昔はどんな遊びをしていたのか?

[中学年]

昔と今で生活がどう変わったのか?

[高学年]

戦時中の暮らしはどうだったのか?

学期中は、家族への聴き取りは時間もかかるので、冬休みの課題にするのも一つの方法です。


③体力づくり

マラソン、なわとびの練習をしておくと健康にも良いし、上手くもなります。

④読書

図書室で借りた本だけでなく、出来るだけ多くの本を読んでほしいと思います。




⑤楽器の練習

リコーダーやピアニカの練習を少しずつでもしておくと上達します。


🔶このような事を学級通信に書いて伝えておきます。

ゲーム漬けの冬休みから少しは脱却できるかもしれません。

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