体育 なわとび2 苦手な子の指導
🔴体育 なわとび2
🔶寒い時期になわとびをしている学校が多いかと思います。なわとびは運動量もあり、リズム感や巧緻性も身につきます。
🔶ただし、授業の1時限すべてをなわとびにしない方がいいと思います。発育途中の子どもには、膝や足首などに負担がかかり、痛みが出てくる場合もあるからです。
🔶なわとびを前半にしたら、後半はボール運動などをした方がいいのです。
🔶過去の記事「なわとび1入門編」では、回旋と跳び方について書きました。今回はその続きです。
🔶苦手な子にとってなわとびが難しいのは、回旋という手の動きと跳ぶという足の動きの組み合わせだからです。
🔶そして、身体に当たると結構痛い事です。跳ぶ前に、回旋だけを練習する、跳躍だけを練習する事で少しクリアできます。
🔶次は両手で持たずに片手に2本持って、回旋と跳躍をするのです。足に引っかかって痛い思いをしなくてすみます。
🔶大事なのはリズムです。一回旋で一跳躍がなかなか出来ない子もいます。「トン、トン、トン」というリズムではなく、「トン、ン、トン、ン」と一回旋、二回跳躍の跳び方をしている子はいませんか?
🔶その跳び方をしている子にリズムに合わせた声を出させて気づかせます。
「トーン、ン、トーン、ン、トーン、ン」となって、「ン」の所でもジャンプを少ししている事に気づかせるのです。
🔶その跳び方でも跳べたら、まずはオッケーですが、次のステップ、1回旋1跳躍にチャレンジさせましょう。これも普通に跳ぶ前は片手に2本持って練習した方が効果的です。
🔶リズムを声に出す事がコツの一つです。片手に2本持って回旋して、「トン、トン、トン」と声に出して跳ばせる事で少しずつ出来るようになってきます。
🔶「トン、トン、トン」と声に出すと、1回旋2跳躍をしにくくなるはずです。なぜなら口と腕と足は連動していて、身体のリズムが合わないからです。
🔶片手に持って跳べたなら、今度はちゃんと両手でやってみるのです。それを繰り返す事です。
🔶最初はゆっくりと「トーン、トーン、トーン」でもいいのです。このリズムを声に出して1回旋1跳躍の練習をさせていくことです。