授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

3年生 最初の習字の授業

🔴3年生 最初の習字の授業


◯書写の学習の中で、3年生から毛筆を使った習字が始まります。


◯初めて毛筆を持つ子もたくさんいるので、3年生の習字は丁寧に指導していかないと、大変な状態になります。


◯姿勢や筆の持ち方、道具の名称や置き方から説明する必要があります。


◯毛氈(下じき)を横にして半紙も横長に置いた子もいます。

◯すずりも海(深い所)を逆にして置いている子がたくさんいるので、1人ずつ確認していくことが必要です。


◯新品の筆も指でほぐしていくことも指導しなければなりません。


◯たったの1コマ45分の授業では、墨液を使って字を書き、片付ける所まで到底出来ません。


◯とはいえ、説明だけの授業では習字への意欲を持たせられません。


◯「習字をしたい!」という気持ちを大切にするためにも、2コマ45分×2近く使うぐらいでちょうどいいかもしれません。


◯墨で書く楽しさを感じられるように、うずまきやいろんな線を好きに筆で書いてもらいました。



◯「ドキドキする〜」と言いながら、筆を使って、書いています。


◯中には真っ黒に半紙を塗り潰している子、図画のように絵や文字を書いている子もいましたが、みな楽しんでいました。


◯一通り好きに書かせた後で、「三」という横画の文字を書いてもらいました。

◯ミミズのような細い線や長方形が3本並んでるだけの「三」ばかりです。

◯初めて毛筆で書いた文字は、まるでアートのようでした。


◯お手本を見て、形を整えて美しい文字を書く習字は、次の時間からでいいのかなぁと思います。

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