授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

3年生 算数 円の半径・直径

🔴3年生 算数 円の半径・直径


◯以前の記事に円の単元に入る前からコンパスを使わせておくことの必要性について書きました。



◯自由帳などにコンパスでたくさん円を書いているので、単元に入ったらほとんどの子がスムーズにコンパスを使えるようになっています。


◯しかし、次のレベルは1段階上がります。半径4cmの円を書くためには、物差しで4cmの所にコンパスを合わせて測ることが必要です。


◯これも子どもには意外に難しく、丁寧に説明する必要があります。


◯これまではコンパスの幅を適当に円を書いていればよかったのが、たったこれだけのことでも壁になります。


◯また、「円の中心」であるコンパスの針の場所がわからなくなるので、先に鉛筆で小さな点を打ってから、コンパスの針を刺す手順で書かせた方がいいのです。

◯「円の中心」「半径」という言葉を押さえた後で「半径4cmの円をノートに描きましょう」「中心、半径も書き込みましょう」と指示をして、出来たら1人ずつ確認をします。


◯これもしっかり確認しないと、間違ったまま描いているケースが多いのです。


◯そして、半径の違う円をいくつかノートに描かせて、練習します。


🔴次の時間は「直径」を押さえます。円の端から端までの中心を通った直線であることを理解させます。「直径」ではないものを提示して違いを認識させることでより明確になります。


◯これも「直径8cmの円をノートに描いて、中心、直径を書き込みましょう」という問題を出します。


◯ただし、「直径は8cmだから、半径は?」「直径の半分が半径だから4cmを測って描きましょう」という説明はあえてしない方がいいのです。


◯「この問題はイジワル問題だよ〜」と一言付け足します。「引っかからないようによく考えてね〜」と言う事で半径と直径の違いを意識させることができます。


◯先にやり方を教えてしまうよりも、子どもに見つけさせることが大切なのです。


◯「イジワル問題だよ」と言う事で子どもたちは、注意深く考えるようになります。


◯つい8cmを半径と混同して描いてしまうことが多いのですが、「あ!そうか!」と自分で気づいて、描き直し、正しい円を描いた子がたくさんいました。




◯正解ややり方を説明するより、自分で気づく、発見することが大切です。

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