授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

夏休みの研修

🔴夏休みの研修

◯夏休みの間には、普段はなかなか行けない研修会などに参加することが多いかと思います。

◯初任者研修や中堅教員研修などの必須参加の研修以外にも、様々な研究会が主催する研修に参加する機会があります。

◯自分が追求したい得意分野だけでなく、苦手な分野にも若いうちにチャレンジしておいてほしいと思います。

◯小学校教員には、幅広い知識や多様な力が求められるからです。

◯研修に臨む際には、次の3つのことを意識して参加するといいかと思います。

①記録をする

◯講演や実践報告を聴くだけでは、どうしても忘れてしまいます。「研修ノート」や「研修ファイル」を持参してメモを取ることが大切です。

◯重要だと思ったことや新しく得た知識、感想を残しておくことです。

◯研修記録を残し、溜まっていくことを自分のポートフォリオとして楽しみにするのです。

◯小さなノートパソコンやタブレットに打ち込みながら、研修を記録している先生もいますね。

②研修の中身を伝える

◯講演などを聴いてきたら、どんな内容だったのかを学校の同僚に話をして伝えてみてください。

◯個々の研修で学んだことを共有することは、職場の同僚性も良くなり、方向性も高まってきます。

◯また、要約して話をすることで、研修した中身を自分の中でも整理ができていくはずです。


③その立場に自分がなる

◯研修の参加者として受け身の立場でいるだけでは、せっかくの機会を有意義に使うことができません。

◯自分が報告者や講演の講師の立場になってみるのです。自分ならその演題やテーマでどんな内容で講演や報告ができるのかを考えてみるのです。

◯たくさんの参加者の前で、自分がその持ち時間でどんな内容を盛り込み、話をすることができるのか、自分なりに考えてみることで、受動的ではなく、より主体的な参加の研修になってくるかと思います。

◯私自身も、実践報告をしたり、今までいろんな学校の研究授業や報告の指導助言に呼ばれて話をしたり、幼稚園や小学校の保護者の方々に子育てをテーマに講師として話をさせてもらったりしたことがありますが、伝えるということは難しいとつくづく思っています。

◯研修に参加する時には、漫然と過ごすのではなく、これらのことを念頭に置くことで、その後の研鑽の積み上げが変わってきます。


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