学級活動 ゲームその3 記憶しりとり
🔴学級活動 ゲーム 3
⭐️聴く力と記憶力をつけるゲーム
ゲームその1とその2を読んでからやってみてくださいね。
今回からは、具体的なゲームの紹介をしていきます。
よくある簡単なゲームですが、やり方次第で充分効果があります。
🔵まずは聴く力と記憶力を養うゲーム
①記憶しりとり
グループでしりとりをしますが、出た言葉をしっかりと聴いて出た言葉を全部覚えていくしりとりです。
[例]
一人目の子が
りす
二人目は、
りす、すいか
そして順番に
りす、すいか、かめ
りす、すいか、かめ、めがね
りす、すいか、かめ、めがね、ねこ
という具合にグループでしりとりを続けていきます。
どれだけ長く続けられるかを楽しむゲームです。
もし、忘れてしまったら、他の子が伝えてあげてもいいルールにします。
そのかわり、ちゃんと最初から言わすのです。
ペア・グループ学習での聴き合い、学び合いの力のベースになります。
1年生の初めは、ペアでしりとりでさえ恥ずかしくてできない子もいます。
友だちの言葉をしっかりと聴く力をつけるためにもこんなゲームから入るといいでしょうね。
このアレンジで
②言葉集めゲーム
テーマを決めて、その言葉をグループで順番に言っていきます。
記憶しりとりと同じように、今までに出た言葉を全部言ってから、自分の言葉を言うのです。
[例] 低学年
テーマが動物なら
ぞう
ぞう、きりん
ぞう、きりん、パンダ
ぞう、きりん、パンダ、コアラ
ぞう、きりん、パンダ、コアラ、ねこ
という具合に続けていきます。
花の名前、野菜の名前、友だちの名前、昆虫の名前、「ん」のつく言葉
などかんたんでたくさんある言葉を集めていきます。
語彙力も増えてきます。
[例]高学年
テーマが都道府県なら
東京都
東京都、北海道
東京都、北海道、大阪府
東京都、北海道、大阪府、京都府
歴史の人物や国名、部首名、単位の名前など学習に関係あるものをテーマにしてもできます。
短い時間でできますよ。