授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

国語 日記•作文指導5 題材について

国語 日記•作文指導5 題材について



日記を書かせて、丁寧に赤ペンで返事を書いてあげている先生も多いかと思います。




子どもたちはどんな題材を書いていますか?



どこかに遊びに連れて行ってもらったことや、サッカーの試合やピアノの発表会のこと、ゲームをして遊んだことなどをよく書いているのではありませんか?


もちろんそんな日記もいいのですが、何を題材に選んで書くかを指導する事で、日記の中身がグンと変わってきます。




自分の生活や暮らし、家族のことを見つめ、考えて書けるようになってきます。



こうした題材指導は、国語の授業で教えるのです。


題材は、学校や家庭での生活の中にあります。日常のくらしの中にこそ、書くべき題材はあることを子どもたちに伝えていくのです。


書くことで自分のくらしを考えさせるのです。


そこに成長が生まれます。


①自分を見つめる



努力したこと

「初めて逆上がりが出来た❗️」



悔しかったこと

「ドッジボールで全然ボールがまわってこなかった」



さみしかったこと

「家で一人でずっと留守番していた」



失敗したこと、成長したこと、うれしくてたまらなかったこと



②家族を見つめる



心配していること

「赤ちゃんが入院した、大丈夫かなぁ」


「お兄ちゃん、最近元気ないけどどうしたのかなぁ」



嬉しかったこと

「お父さんが単身赴任から久しぶりに家に帰ってきた❗️」


「お母さんに本を読んでもらいながら寝た」




安心したこと、悲しかったこと、イライラしたこと、感謝していること



③友だちを見つめる



友の優しさや頑張りや良さ


「Aさんが困ってる時、そっと助けていたBさんってすごいなぁ」


「Cくんは苦手な漢字めっちゃがんばってたなぁ」


「Dくんっていつも面白いギャグで笑わせてくれる❗️」




④自然を見つめる



「ありが大きなバッタを運んでいた。すごいなぁ」


「台風の風が強くて、こわかった」


「田んぼに大きな鳥がいたけど名前は何だろう」




⑤社会を見つめる



「テレビでこんなニュースを見たけどどうなるのかなぁ」


「近くで交通事故があったけど大丈夫かなぁ」



自分につながることだからこそ、書いて考えるのです。



その中で「値打ちのある」題材を考えさせるのです。



自分にしか書けないこと、今書いておくべきことを。




「日記を書く時、悩むよね。でもどこか行ったことだけを書くのではなくて、大事なことをまず書くんだよ。いつもと少し違うことがあった時、その事を書こうね」


と伝えていきます。




「あ母さんが熱が出てしんどくて寝込んでいる事と、ゲームをして楽しかった事、どちらが大事なこと❓」


と問うと、子どもたちも



「ぜったいにお母さんのこと」


と答えてくれます。



また、いつもと少し違ったこと



「毎日夕食を食べているけど、その日は、妹のほっぺたにごはんつぶがついてて、取ってあげたら、お兄ちゃんありがとうと言ってくれた。そんな小さな事でもいいんだよ」



と伝えると、だんだん題材をくらしの中から探す力がついてきます。





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