授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

カルタ・カードで遊んで学習

🔴カルタ・カードで遊んで学習


これまで子どもたちといろんなカルタやカードを作って学習してきました。

①ジャンボカルタ(平仮名・カタカナ)

②九九カルタ・カード

③都道府県カルタ・カード

④昆虫カルタ・カード

⑤地図記号カルタ・カード

⑥英語カルタ・カード

⑦歴史人物カルタ・カード

⑧歴史の出来事カルタ・カード

⑨ことわざカルタ・カード

⑩部首カルタ・カード


🔵詳しく紹介していないものについては、追い追い紹介していきたいと思います。

🔷また、他にもカルタやカードを作ってみたら楽しく学習できるものを下に列記しました。

学級や家庭で子どもといっしょに楽しみながら作成してみてください。

11国名カルタ・カード

12漢字カルタ・カード

13地場産業カルタ・カード

14平和カルタ・カード

15町おこしカルタ・カード

16魚カルタ・カード

17花カルタ・カード

18動物カルタ・カード

19星座カルタ・カード

20音符カード

21単位カード

🔴どの教科でもカルタやカードにしてみると、遊びながら楽しく学ぶ事が出来ます。

冬休みや3学期に子どもといっしょに作って遊んでみては、いかがでしょうか?




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十二支の話

🔴十二支の話


⭐️国語の教科書には、小単元に「日本語のしらべ」として、いろんな言葉が掲載されています。


🔶小の月(二四六九士、西向く侍)


🔶昔の月名(睦月・如月・弥生・卯月・皐月・水無月・文月・葉月・長月・神無月・霜月・師走)


🔶十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)


🔷俳句、短歌、名作の一節、落語や早口言葉も掲載されています。

🔷日本語のリズムや音律、韻律に触れ、親しむことで、表現が豊かになります。

🔷音読するだけでなく、暗唱にチャレンジさせるのも授業に取り入れています。


🔶意外に思うかもしれませんが、子どもたちは、暗唱することは好きなのです。

🔶強制するのではなく、「覚えた子は聴いてあげるから来てごらん」と言うだけで、夢中になって覚えようとしています。

🔶高学年では「枕草子」の「春は曙」の一節、低学年では十二支や旧の月名などにチャレンジして暗唱していました。


🔵低学年では十二支もなかなか難しいので、覚えると達成感で「やった〜!」と喜んでいます。




🔷NHKの「にほんごであそぼう」にも、いろんな言葉が取り上げられていますね。


🔴さて、今年は戌年ですね。


🔶十二支がなぜこの動物たちが選ばれているのか考えても面白いかもしれませんね。

🔶十二支の絵本もありますね。2年生の光村図書の国語の本にも載っています。


🔶新しい十二支を以前考えさせたら、

「たぬき、きつね、ねこ、コアラ、ラッコ、コブラ、ラクダ、だるま、魔法使い、イカ、カッパ、パンダ」

としりとりの変な十二支が出来上がった時がありました。

🔴高学年なら、十干と十二支の組み合わせ、干支の仕組みを3学期の初めに教えてもいいですね。

🔶干支とは十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60を周期とします。




🔶暦を始めとして、時間、方位などに用いられています。


🔶十干は、『甲(きのえ・こう)、乙(きのと・おつ)、丙(ひのえ・へい)、丁(ひのと・てい)、戊(つちのえ・ぼ)、己(つちのと・き)、庚(かのえ・こう)、辛(かのと・しん)。壬(みずのえ・じん)、癸(みずのと・き)』の10種類からなります。


🔶甲子園は「甲子」の年に出来ています。



🔶「壬申の乱」という歴史の事柄に使われてもいますね。

🔶「丙午(ひのえうま)」生まれの女性は気性が激しく、夫を尻に敷き、夫の命を縮めるという迷信から、1966年の出生率が激減しています。

🔶迷信について考えさせる教材としてもいいかと思います。2026年には、そんな迷信も無くなっているでしょうね。

🔶今年がみなさんにとってよい年となりますように。



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目標を立てる 大谷翔平選手の目標シート

🔴目標をたてる 大谷翔平選手の目標シート


あけましておめでとうございます。

新しい年の始まりです。365分の1に過ぎない元日ですが、気持ちを新たにする事ができます。

🔶3学期の初め、子どもに今年の目標を書かせる事をされているかと思います。


🔶目標は、できるだけ具体的に書くように指導します。

🔶低学年はその子らしい目標でいいと思いますが、高学年はより具体的な内容を考えて書くことが必要だと思います。

🔶「漢字を頑張る」という漠然とした目標なら、実現するために細分化したより具体的ないくつかの目標を考えさせるのです。

🔶「漢字テストを90%以上得点を取る」という目標なら具体的ですね。

🔶その目標を達成するために、「漢字の練習を毎日15分する」「漢字ドリルを一日2ページする」という目標ならもっと具体的になります。

🔶達成できたかどうかが明確に分かるような中身を考える事です。

🔶達成できたら、また新たに次の目標を立てるようにします。

🔶3学期の始業式の日や次の日に目標を画用紙の短冊に目標を書いて掲示してスタートしてもいいですね。


🔶学級通信に全員の目標を掲載してあげるのもいいと思います。



🔶教師としての目標を立ててみることも同時に必要ですね。




🔵2018年、メジャーリーグに挑戦する大谷翔平選手は、高校時代、次のような目標シートに自分のこれからの目標を立てて、実行してきたそうです。

🔷一番真ん中には、最終到達目標を書きます。



🔷その周りには、その目標を達成するために細分化した目標を書いていきます。



🔷何をすれば、自分の夢に近づいていくのか、着実に努力してきた結果、誰も成し遂げていなかった凄い選手として成長したのだと思います。



🔷大谷選手のような大きな目標ではなくとも、誰もがそれぞれの目標があるかと思います。




🔷子どもたちにこんな目標シートを紹介して、書かせてみてもいいと思います。







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学級で紅白歌合戦

🔴学級で紅白歌合戦


🔶大晦日の紅白歌合戦は、ご覧になりますか?


最近は視聴している人も減ってきたようです。



🔷子どもたちと遠足のバスの中や教室で「紅白歌合戦」をしたら、盛り上がっていました。

🔶真ん中から左と右に分かれて、歌の対決をしていました。

🔶左チームから、全員で何でもいいから曲を決めて歌います。

1人では恥ずかしくてもみんなでなら歌えます。

🔶「ぞうさん」や「ドングリコロコロ」の童謡や流行の歌をワイワイガクガクしながら決めて歌っていました。

🔶左チームと右チームで一曲ずつ交代で歌い、声の大きい方、盛り上がったチームの勝利にします。

🔶歌う曲は、時間制限をして、1分以内にサッと決めないと負けというルールにしているので、みんなが知ってそうな歌を誰かが言うと、速攻で歌っていました。

🔷審査は私が独断で決めます。


🔶特にバスだと酔いやすい子も歌うことで、気が紛れ元気に歌っていました。

🔶教室でする時は、子どもたちに元気を出してほしい時やトラブルから復活させたい時にしていました。

🔶6年生でも幼稚園の子が歌う童謡を楽しく大声で歌っていました。

🔵一年が終わろうとしています。新しい年がみなさんにとって素敵な年になりますように祈っています。

よいお年を!






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都道府県クイズの授業 参観ネタ

🔴都道府県クイズの授業 参観ネタ

都道府県の学習をする時には、いろんなクイズを出して、興味を持ってもらうようにしています。

日本の地理の特徴が、都道府県名から考えられます。

🔵Q 山のつく都道府県は?

1.山形県

2.山梨県

3.富山県

4.和歌山県

5.岡山県

6.山口県

*ちなみに岩手県、岐阜県、長崎県にも山の字が入っています。また、島という漢字にも山の字が入っています。

🔴Q 島のつく都道府県は?

1.福島県

2.広島県

3.徳島県

4.島根県

5.鹿児島県

🔴Q.川のつく都道府県は?


1.神奈川県

2.石川県

3.香川県

🔴Q.岡のつく都道府県は?

1.静岡県

2.岡山県

3.福岡県

⭐️都道府県名で一番多く使われている漢字は「山」です。

次に「島」「川」「岡」「福」と続きます。

⭐️日本は山が多く、たくさんの島があることが、都道府県名からも見えてきます。

他にも楽しめるクイズが出来ますね。

🔴Q 動物の漢字がついている都道府県は?

1.群馬県

2.熊本県

3.鹿児島県


🔴Q 日本で一番北にある都道府県は?

A 北海道

簡単ですね。では、

🔴Q 日本で一番南にある都道府県は?

沖縄県ではありません、

正解は?

東京都なのです。

日本最南端に位置する沖ノ鳥島は、小笠原諸島からさらに南にある孤島で、東京都に属しています。


沖ノ鳥島が風化や海食などで浸食され、満潮時に海面下に隠れてしまうと、定義上の「島」と認められなくなる恐れがあります。


その場合、日本の国土面積(約38万km2)を上回る排他的経済水域が失われてしまうため、島の周りに消波ブロックによる消波堤を設置し、内部に直径50mのコンクリート製護岸を設置しています。


今は社会科の資料集にも掲載されるようになりました。


こんな都道府県クイズを授業参観でした事もあります。

子どもたちも保護者の方もいっしょに楽しく考えることができて盛り上がりました。

🔴都道府県のダジャレを考えても面白いですね。

長谷川義史さんが『だじゃれ日本一周』という絵本を出されています。


各ページには、都道府県のダジャレが絵といっしょに書かれていて、子どもたちは大好きな絵本です。



子どもたちと都道府県の学びを工夫して楽しんでほしいと思います。






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