授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

3年生 国語 ほけんだよりを読みくらべよう

🔴3年生 国語 ほけんだよりを読みくらべよう


◯国語の教科書(東京書籍)に「ほけんだよりを読みくらべよう」という単元があります。


◯「朝ごはんを食べよう」というテーマの二通りの文章を比較して、書き手である保健の先生の意図や工夫を考えるというねらいがあります。


◯ほけんだよりを比べて、違う所に線を引き、同じ所は丸で囲むだけで、二つの文章の違いは明確になります。


◯一つ目は「朝ごはんのメリット」を、二つ目は「朝ごはんを食べないデメリット」について書いていることも、子どもはすぐに見つけられました。


◯正直言ってあまり面白い教材とは思えません。簡単にポイントだけ押さえるだけで充分かなとも思います。


◯それよりも、実際に自分の学校の保健の先生が出されている「ほけんだより」を教材にしてみた方が面白いかと思います。


◯「ほけんだより」を読んで、保健の先生がどんなことを一番伝えたかったのかを考えます。


◯そして「ほけんだより」を作成するうえで、どんな工夫や変更をしたのか、保健の先生に教室に来てもらって、質問をして話を聞いてみてはどうでしょうか?


◯二つの文章を比較する形にはなりませんが、文章を書くうえで書き手が様々な工夫をしていることは、よりダイレクトに伝わるかと思います。


◯配って終わりになりがちな「ほけんだより」を教材にすることで、中身をよく考えて読むようになるはずです。


◯直接、子どもたちが質問をしたり、感想を伝えたりする事で、保健の先生にも喜んでもらえるかとも思います。

教育実習生への指導②

🔴教育実習生への指導②


◯実習生には、教職という仕事の大切さと同時に大変さも実感してもらうべきだと思います。


◯教育実習の時にこそ、仕事の厳しさを感じてもらう方がいいかもしれません。


◯子どもが好きだから教員になりたいという夢だけでは、いざ教職についた時に現実と自分の思い描くものとの違いに挫折しかねません。


◯厳しく実習生を鍛えるくらいの方がいいかと思います。


◯授業を見て、子どもと遊んでいるだけの「お客さん」にしないことです。


◯授業をするだけでなく、日常の仕事も経験してもらうといいかと思います。


◯実習生の担当になることで、負担も増えるのですから、ノートやプリントの丸つけも代わりにしてもらうといいのです。ただし、丸つけのやり方も指導して、チェックする必要があります。


◯給食指導や清掃指導も、経験してもらいます。


◯子どもたちのトラブルにも対応する経験を積んでもらいます。ただし、いっしょにその様子を見ておかないといけません。


◯2週間や1ヵ月の実習期間ですが、少しでも教育現場の様子を掴んでもらうことが大切だと思います。


◯初任者として採用されてから苦労するよりも、厳しさを経験しておく方がいいのではないでしょうか。


◯そのうえで、教員になりたいという夢をかなえてあげるために、励ましながら力をつけてあげることが実習担当の役目だと思います。

教育実習生の担当教員になったら

🔴教育実習生の担当教員になったら


◯教育実習生を担当する場合、どんなことを大切にして指導されていますか?


◯実習生の指導マニュアルのようなものはありませんので、指導する教員は結構たいへんです。


◯でも、楽しみもたくさんあります。教員になりたいと強く願っている実習生が一生懸命にその期間を学びたいと思っている場合は、やりがいがあります。


◯子どもたちにとっても若い学生がクラスにいることでいい刺激にもなります。


◯私もこれまで何人もの実習生の担当をしてきました。教員になって頑張ってくれています。


◯実習前の顔合わせの時に、学生に「宿題」を出しています。


◯「出会いの日に1時限あげるので、自己紹介とクラスみんなで楽しめるゲームを考えてきてください」という事と学級通信に載せる「自己紹介」をB6の紙を渡して書いてきてもらいます。


◯どの実習生も自分のことをアピールするための工夫をしてくれました。


◯最初は授業を見て、子どもの学びの様子や授業の進め方で気づいたことをノートに記録するように指導します。


◯放課後には、授業や1日の振り返りをします。その中で実習生が聴きたいことに答えるようにします。


◯また、朝の時間や休み時間には子どもの話を聴いたり、遊んだりして、関係性を作ること、話しかけてくる子だけでなく、全ての子に関わるようにすることを伝えます。


◯自分のクラスだけでなく、他のクラスや他の学年の授業も見せてもらうようにします。


◯しばらくすると、授業をしてもらいます。最初は1日に1時限だけ授業をしてもらいます。教科も一通りできるようにしていきます。


◯前日には、教材研究を共にして授業の進め方を細かなところまでいっしょに考えてあげた方がいいかと思います。


◯そうした形で何日か授業をして、様子を見ながら、少しずつ1日に行なう授業の時間を増やしていくのです。


◯最終的には、1日の授業を全部任せる所までを目標にしていきます。


◯担任としては、子どもの理解度や授業の進度などで、心配な面はたくさんありますが、後進を指導することは重要なことであり、自分自身のためにもなるはずです。

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