授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

間違いや失敗を出せる学級に①

🔴間違いや失敗を出せる学級に①


◯子どもが発言しにくい状況はどんな所から生まれてくると思いますか?


◯それは友だちの失敗や間違いを周りの子がバカにして笑ったり、余計な一言を言ったりする雰囲気から生まれてきます。


◯友だちの失敗や間違いをバカにすることを絶対に許さないことを最初に伝えることが大切です。


◯また、子どもの発言に対して、先生がどんな言葉を使っているかによっても変わってきます。


◯先生が求める内容と違う発言の時に「他にありませんか?」と返してしまうと「正解ではなかったのだな」という暗黙のメッセージを送っているのと同じで、間違いたくないという空気になってしまうのです。


◯間違いの中にこそ本質があることを教員は理解しておかなければなりません。


◯「なるほど〜どう考えたのか、教えてくれる?」と思考の過程を聴くことが大切なのです。


◯そのうえで「Aさんの意見をみんなで考えてみましょう。ベアで聴きあってごらん」と子どもに返していくのです。


◯そしてペアで相談した意見を出してもらう中で気づきをしていくのです。


◯「Aさんの意見のおかげでより深くみんなが考える事ができたね!Aさんありがとう」といつも返していく事で少しずつ空気が変化していくのです。


◯間違いや分からない事を出せる学級にするために、あらゆる手立てを講じていくのです。

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ノート指導② 視写のススメ

🔴ノート指導② 視写のススメ


◯たいていの国語の教科書は、最初のページに詩が掲載されています。


◯詩を音読して声をみんなで出すことから始められるようになっています。


◯音読だけで終わってもいいのですが、2〜4年生ぐらいまでなら、視写をさせてもいいかと思います。


◯ノートに丁寧に書くことを最初に指導しておくことが今後につながります。

◯子どもの国語ノートをコピーして、詩を書きます。

◯その見本通りにマスを意識して書くように伝えます。


◯見本があってもその通りに書けない子も多いと思います。1行ずれたり、1マス抜けたりしてしまいます。

◯クラスの中で正確に書けている子は、20%ぐらいでした。




◯それでも最初にこの視写をしておくことで丁寧に書く意識をつけることができます。


◯詩を視写するだけでなく、作文を視写させるとカギ括弧の使い方や句読点の位置などを確認することも出来るし、どんなふうに日記や作文を書けばいいのかもイメージしやすくなります。


◯国語だけでなく、どの教科もノート指導の初めに視写をさせるとどう書くのが分かりやすいはずです。


◯算数でも式と答えの書き方や筆算の書き方を丁寧に指導できます。

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学年初め 子どもの個人カルテ

🔴学年初め 子どもの個人カルテ


◯学級担任になったら、ノートやルーズリーフ、クリアポケットなどを使って、一人ひとりの個人カルテを作成します。


◯毎日、クラス全員の子の様子はなかなか書けないかと思います。


◯でも数人なら書けるはずです。「担任日記」のつもりでその子の頑張りや成長、エピソードを記録しておくことをオススメします。


◯ケンカやトラブルになった場合も記録しておきます。


◯授業中、休み時間、給食や掃除の時に光った言動を書いておくのです。


◯クリアポケットには、ノートや連絡帳のコピーを入れておきます。


◯毎日少しずつ記録しておくと、家庭訪問や個人懇談で保護者の方に学校での子どもの様子を伝えることができます。


◯また、通知票に所見を書く時にも参考にすることができます。


◯テストの点数だけ記録しておくのではなく、どんなつまずきをしていたのか、授業での発言や様子を記録しておくことで、子どもの変化や成長を再確認でき、伝える時に再現性の高い形で話をすることができるのです。

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