授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

社会科 自動車工業の授業ネタ2

🔴社会科 自動車工業の授業ネタ 2



自動車工業の学習で子どもたちが楽しんで活動した授業を紹介します。


🔴パンフレットや車の雑誌を活用した授業です。


🔶カーディーラーなどでいろんな車のカタログを事前に貰ってきます。


そこには子どもたちが知らないことがたくさん書いてあります。


🔵でもそこから出てきた疑問を調べていくことができるわけです。


🔶燃費って何だろう❓


🔶衝突事故防止システムって何だろう❓


🔶最新の安全装置には、こんなモノもあったんだ❗️


グループで出てきた疑問や発見をクラス全員で共有します。


そこから分かったことをワークシートやノートに書いていくのです。




🔴自動車のプラモデルをみんなで組み立てても面白いですよ。



🔶クラス全体で一台の車を組み立てるのです。



🔶グループでやった事もありますが、費用がかかりますね。


🔶設計図と部品図だけは、全員に渡します。


🔶部品は一人に一個以上あるように分けて渡します。



🔶グループでエンジン系統、足まわりのタイヤ系統などに分けておくといいですね。


🔶そして、パーツが組み上がったら、合体して完成させるのです。

◯磨き班

◯塗装班

◯組み立て班

などの役割を担ってもらってもいいです。


🔶グループから一人ずつ交代で前に出て、待ち時間2分でどこまで作業できるかとやっても面白いです。


こうした活動を通して、気づいたことを聴き合うのです。


🔴実際の車は、もっとたくさんの部品があります。


🔶たくさんの人が力を合わせて作っていること


🔶作業の工程に無駄がないように工夫していること


🔶欠陥がないように正確かつ迅速に作っていること


🔶もし、欠陥があれば人の命に関わる事故の可能性があり、莫大な損害が出ること

などを考えさせたい所です。



🔵トヨタ方式、「かいぜん(改善)」について考えさせるのも、面白いです。


🔶さらには、今、ほとんどがロボット化されていることや、その中でも手作りの職人の作業の達人級の腕があることなどにも考えられたらいいですね。



🔶また、人口知能AIの登場で子どもたちが大人になった数十年後には、今ある仕事の半分はなくなっているという予測があります。



その時に人間にしか出来ない仕事を考えさせるのも面白いかもしれませんね。






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社会科 自動車工業の授業ネタ 1

🔴社会科 自動車工業の授業ネタ 1


🔶社会見学などで大きな自動車工場に見学に行く学校も多いかと思います。


一方で、距離的な問題もあってなかなか行くことが出来ない学校もあります。

🔶でも、地域にも自動車関連のお店はあるはずです。



🔶部品を作っている工場や、車検や修理を行っている自動車工場、トヨタやニッサンなどのカーディーラー、中古車店、オートバックスなどのカー用品を扱っている店などは近くにありませんか❓

そんな所にあらかじめお願いをして、グループごとに見学に行き、発見をしてくる事は、可能かと思います。


実際に自分の目で見て、話を聴くことで学ぶことは大きいはずです。


🔷小さなネジ1つでも自動車には欠かせないんだ❗️

🔷故障や事故の修理のためにどんな作業をしているのか❓

🔷自動車には、どんな部品があるのか?

🔵いろんな疑問・ハテナ❓や発見・ナルホド❗️を見つけ考えていくのが社会科のベースです。


時間的に余裕がなければ、学級通信などで保護者にも協力をお願いし、休日に連れて行ってもらう形で行うことだっていいのです。


全員が行けなくても、友だちが発見してきた事をみんなで共有すれば、教科書だけで学習するよりもずっと身近に感じることができます。


🔴学習効果があり、分かりやすい順番は



①体験

②見学、聴き取り

③動画の視聴

④写真を見る

⑤文を読む


になるかと思います。



🔴先生の車のボンネットを開けて、エンジンやバッテリーを見せるのもいいのです。


とはいえ、こうした時間のかかる授業は面白いと分かっていても、なかなかできませんよね。



その2では手軽に出来る自動車の授業ネタを紹介します。








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図工「自分の靴の絵」を描く

図工 「自分の靴の絵」を描く



3年生の実践です。



ダイナミックではありませんが、よく実物を見て、丁寧に細かく描く絵の指導を紹介します。




こんな作品ができました。


3年生でもこれだけ丁寧に描くことができました。







描きやすいように、描く順を指導しました。



上質紙に鉛筆で下絵(習作)を描きます。




①まず靴の底の線を描きます。



画用紙の下側の両サイドに点をうって印をつけます。



これで大きさが決まるので、端の方に点をつけます。



カカトの方から「カタツムリが歩くようにゆっくりと一番底の線を描いて、カカトとつま先の点をつないでいきます。





②底の線を引いたら、次はその上の線を順に書いていきます。





③カカトとつま先から線を伸ばしていきます。


どちらに向かって曲がっているかを確かめながら描きます。





線の位置や長さに注目して描いていきます。




④両端から今度は真ん中に向かって、どんなふうに靴の線が伸びているかを見て描いていきます。





全体の大きさに気をつけて奥と手前の線があることに注意しながら描いていきます。




⑤足を入れる所がどうなっているのかを黒板に描きながら説明をします。


かかとからの線とつま先からの線がうまくつながるように描いていきます。




紐の編み込みの所やマジックテープの曲がり方もどう見えるのかを観察させながら、黒板にも靴の絵を描いて説明します。




ここまでできたら、あとは模様などの細かい部分を描いていくだけです。


ここまでは習作になります。だいたい形が取れていたらオッケーです。




⑥習作ができたら、画用紙にもう一度同じ手順で描いていきます。


習作を写すのではなく、実物の靴と下絵の習作の両方を見ながら描いていきます。



細かい所まで描くのがどんどん楽しくなっている子どもたちの様子を見ることができます。



皺や布地の線まで描いていました。




⑦鉛筆で描き終わったら、ネームペンなどでなぞります。


黒く塗りつぶさないように丁寧に描くように注意させます。




⑧色鉛筆で彩色します。


違う色で重ね塗りや、布地の網目模様の線を意識させます。


薄い所と濃い所も表現させます。



⑨灰色などで陰影をつけます。



これで完成‼️


出来栄えにビックリ‼️







いかがでしょうか❓


絵が苦手な子もちゃんと形が取れ、細かい部分も描くことができます。




苦手な子にはもっともっと丁寧な指導が必要です。詳しくは、「図工 絵の苦手な子への指導」の記事を読んでみてください。





靴はつるんとしたシンプルなものより、デザインが複雑なモノの方が描きやすいと思います。



クラス全員の作品を掲示して、「みんなの一歩」などとタイトルをつけるとカッコいいです。



細かな絵は3年生で初めてなので、同じ手順で描いてもらいました。



4年生以上なら、上から見た靴や斜めから見た靴を描いたり、二つ並べて描いたりできると思います。



竹ペンを使ったり、自分の好きな描き方を子どもに選ばせたりすることもいいと思います。






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