授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

想像力を伸ばす6 人の気持ち

🔴想像力を伸ばす6 人の気持ち



⭐️相手を思いやる力


🔶これまで紹介してきた「魔法のテレビ📺」をいろんな場面で使っていくと子どもの想像力は伸びていきます。


🔶学級で話し合いをするような揉め事や、子ども同士のトラブルの際にも相手の様子を見て、心の中を想像させます。


もちろん、自分の伝えたいことはしっかりと出させた上で行うのです。


でも、泣いたり、怒ったりして、うまく自分の思いを伝えられない時もあります。

🔶そんな時に「魔法のテレビ」で心の中の言葉を考えさせるのです。



🔵低学年や中学年では、大阪府人権教育研究協議会が作成した「いま、どんなきもち?」という教材がポスターやカードになっているので、それを活用した授業を道徳でやっておくのもいいと思います。


🔶がっかり〜、さみしい〜、はらがたつ!というような表情の子どものイラストがたくさん描かれています。


🔶それを見ながら、この子は今どんな気持ちでいるのだろう❓と考えさせたらいいのです。


なぜそんな気持ちになったのかな❓


と問いかけると、「魔法のテレビ」を使って、背景を想像していきます。


🔶自分の体験と重ねて「朝、お母さんに怒られたから機嫌がわるいんだ」など考えを出してくれます。


🔶人の感情を想像する力は、今とても重要になってきています。


🔶また、自分の感情を言葉にしてうまく伝える力も同様に重要になってきています。


🔶人間関係を結ぶためにかかせない力です。


こうした力を低学年から育んでいくためにも、この想像力は大切なのです。


ダウンロードもできるので活用してみてください。


🔶基礎となる力を充分に耕しながら、実際に起きた出来事の中で、感情をうまくコントロールしながら、想像力を働かせていくのです。


Aさんは、今どんな気持ちでいるのだろう❓と


周りの子らは、今、どんな気持ちでいるのだろう❓


まずは、そこからです。





PVアクセスランキング にほんブログ村

体育 運動量の工夫

🔴体育 運動量の工夫


🔶体育の授業で1番のポイントは❓


①安全であるかです。やり方によっては、危険な方法もあるからです。


②運動量が適正である。

説明や待ち時間が長いと運動量が保障されません。多すぎると負荷がかかってしまいます。

③考えることも重視している。

ルールを自分たちで作ることや、どうしたら技能が向上するのかを考える場を作っているか❓


ただ、体を動かす、走る、試合をする、では体育とはいえないのです。

🔶まず、こうした根本のことを授業で取り組めているかを考えていきましょう。


①の安全面は、言わずもがなだと思うので、②の運動量の確保から紹介していきます。

🔶体育には、いろんなパターンの授業があります。

45分の授業でも、出来るだけ違う運動をさせたいものです。

身体の同じ所だけの運動だと未発達の子どもには負荷がかかりすぎるからです。

また、いろんな運動を展開することで子どもの意欲も続きます。



🔴[例1]

メインの内容が走り幅跳びとします。

1人ずつしか跳べません。待機する子は3人ぐらい。測定と記録とトンボならしが4人です。

残りの子どもには何をさせますか❓

たまには全員で並んで待って観察することもいいでしょう。

🔴でも、運動量の確保のためには、班や個人でローテーションを組んで、いろんな活動をさせることです。


①跳ぶ人、待機する人 4人

②測定、記録、砂場ならし 4人

あとはクラスの人数と運動場の条件などの状況に合わせて、他の運動を取り入れるといいのです。

③雲梯 4人

④ストレッチ ・柔軟体操 4人

⑤トレーニング(腹筋、腿上げ、腕立て伏せなど)4人

⑥馬跳び 4人

🔶サーキットトレーニングのように順番を決めて廻っていくのです。

🔶ここまで細かくしなくてもいいと思います。走り幅跳びなど個人の記録を測るものだけは工夫しないと、どうしても運動量が確保できないからです。



🔵[例2]

ボールゲームなどでコートがたくさん取れない場合や1チームの人数を少なくしたい場合です。


🔵3年生で「並びっこベースボール型ゲーム」

🔶コートは二つ。


🔶4人対4人。


🔶プラスチックのバットでスポンジの柔らかいボールをティーバッティングの台から打ちます。


🔶一塁は1点、二塁は2点、三塁は3点、ホームランは4点としました。

本塁も回って一塁までいくと5点取れます。


🔶守備側は最初に取った子の後ろに全員が走って並びます。塁までどちらが早いかで得点が決まります。


🔶ランナーはベースには、残りません。

🔶フラフープが人数分、待機場所に置いてあるので、それを回したり、なわとびのように跳んだりしながら応援するのです。

🔶バッターボックスの後ろには、カゴを置き、バットを投げずに入れてから走るのです。

🔶1人一回打ったら攻撃は終了です。

🔶全員が運動でき、得意な子も活躍できます。汗びっしょりになる運動量です。

🔶2つコートがあるので、4チームが試合できます。


🔶残りのチームは、大縄をみんなでします。


🔶廻る順番を決めておいてローテーションしていきます。


🔶試合の次が大縄ならいっしょに参加します。


🔶試合の次がまた試合で待つ時間があったら、短なわとびをさせて前の試合が終わるのを待たせておきます。


🔶こんな具合に学年に応じた運動を展開してとかなりの運動量が確保できます。




PVアクセスランキング にほんブログ村

国語 注文の多い料理店 授業

🔴国語 注文の多い料理店 授業 言語活動



🔶この作品を授業で取り組む時には、ファンタジーの不思議な世界を楽しむことを中心にする方がいいと思います。


🔷「大造じいさんとガン」のような教材は、心情や情景を読み深めていきます。



🔶この「注文の多い料理店」では、構成に着目したり、表現の面白さを感じ取ったりする方がいいと思います。

🔶授業の大きな流れは、

①山猫の注文と紳士の行動を対比させる

②物語の仕掛け・構成を考える

③不思議で面白い所を表現する



🔶端的に言えば、

①紳士(傲慢→気づかない→何か変だ→恐怖)

山猫(喰ってやろう)


②山猫の作戦(紳士たちを食べるために騙す仕掛けや注文の言葉)

これらをポイントに置いた発問を考えればいいのです。



🔶場面ごとの発問をしなくても、

①「紳士たちの様子はどう変化していきましたか?」

🔶様子が分かる所をノートに書くのもいいですが、本に線を引くだけでもかまいません。

②「山猫は喰うためにどんな仕掛けをしましたか?」

🔶これも色を変えて線を引くだけでいいのです。

という大きな発問だけで全体を読むことができます。



🔶そして、線を引いた所を発表してもらいます。

この活動を行うことで、全体像がはっきりとしてきます。


そして③の

「不思議で面白かった所は❓」

この問いに対して、自分の言葉で表現することができたらいいのです。





🔵言語活動として、


🔶「注文の多い料理店」の見どころや魅力を表現する活動を取り入れると良いでしょう。



🔴「書店に置いてあるような宣伝文を書こう」



🔴「本の帯カバーの文章で紹介しよう」


🔶ただし、文字数の制限をつけるのです。


また、面白いなどの言葉は使ってはいけないというのもいいですね。


🔴この山猫が、料理店以外にも他のお店を経営していたら‥‥を考えさせてもいいですね。



どんな客を狙う❓



偉そうにしている人❓


何のお店❓


🔴「注文の多い○○○」の文章を書かせてもいいですね。グループで協同製作してもいいのです。



🔶「注文の多い映画館」



あつかましいカップル




🔶「注文の多いゲームセンター」




自分勝手な若者たち





🔶「注文の多い洋服屋」




えらそうな金持ち




🔶「注文の多い学校」




わがままな子どもたち



🔶こんな設定は、どんな風なお話になるでしょう❓



こちらから提示して選んで書いてもらう方法もあります。




🔶書く時には、「注文の多い料理店」の文章を見本にして、宮沢賢治の文体を真似て書かせるといいのです。



🔴書く作業を通して、何度も読み返していくことになります。







PVアクセスランキング にほんブログ村