授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

体育 なわとび 1入門編

体育 なわとび 1 入門編



寒くなってくると、どの学年でもなわとびが体育の授業であります。


低学年では、まずナワをどのように回しているかを確かめます。


①腕全体を使って回す

②肘を使って回す

③手首を使って回す


手首を使って回せていないと、上手く跳ぶことができません。


🔶回旋の練習をします



①身体の前で回す(プロペラ)

②身体の横で回す(水車)

③頭の上で回す(ヘリコプター)

④身体の前で∞の形で回す(八の字)


いずれも左右片方ずつ行ないます。


「ビュン!ビュン!と音が鳴るように回してごらん」


という声かけが効果的です。


🔶手首で回旋が出来るようになれば、横で回しながら(水車)、ゆっくり跳躍します。


縄跳びは、回旋と跳躍の組み合わせです。


難しいのは、手は後ろから前へ、上から下への動きであり、足は下から上への動きという身体の動きになるからなのです。


その動きに慣れるためにも、両手にナワを持って跳ぶ前に、片手に両方の端を持ち回しながら跳ぶ練習をしておくのです。



🔶跳ぶ練習


①ナワを地面に置き、その上を前後に跳ぶ。


②左右に跳ぶ


③片足で跳ぶ


④左足、右足と駆け足で跳ぶ


回旋をせずに跳ぶだけの運動をウォーミングアップにするのもいいのです。



🔶跳び方の違い



縄跳びの跳躍は、普通のジャンプと少し違う事を教えます。


膝を曲げずに跳ぶからです。上に跳ぶというよりも地面に降りた反動で弾むのです。


その弾む感覚を身体で覚えるためには、膝をリラックスさせて伸ばし、ゴムまりのように両肩を下に押して弾ませてあげます。


ペアで弾む練習をさせると苦手な子もだんだん感覚を掴めてきます。



🔶ナワの工夫



どうしても難しい子には、持ち手のところに新聞紙を巻いて長くしてあげます。



持ち手が長いと回旋がしやすくなります。


出来るようになってきたら、新聞紙を少しずつ切って短くしていくと元のナワでも跳べるようになってきます。



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好きなものに熱中する力 疑問力

🔴好きなものに熱中する力 疑問力


子どもが興味を持った事にとことん熱中させてほしいと思います。


昆虫でも、恐竜でも、仮面ライダーでも何でも構いません。


好きなものの図鑑を見たり、絵を描いたり、名前を覚えたり、熱中できる子は必ず伸びていきます。


🔵「知りたい」という欲求が子どもから出てきた時は、たとえ仮面ライダーの図鑑であってもくだらないと思わずに読ませてあげた方がいいのです。


もし、子どもが夢中になって「もっと知りたい」となったなら、また仮面ライダーの別の本を読ませてあげたらいいのです。


子どもは好きな事なら夢中で読み、覚えていきます。


🔴「知りたい」「分かりたい」「調べたい」という知的好奇心の第一歩になります。


とことん追求すると興味は変化していきます。


星座や世界地図、歴史、生き物、様々な事を知りたいと自分で思うようになります。


🔴「知らない事が悔しい」という気持ちを持てた子は、いろんな事を「もっと知りたい」と思いようになってきます。



私も仮面ライダーの図鑑を読み、自分で怪人を考えたり、次のライダーを予想したりしていました。


次は、プラモデルに夢中になりました。



戦艦の大きさを調べたり、名前の由来を調べたりしました。



川や山、昔の地名がつけられている事が分かると、今度は地図で調べて、ノートに書いていました。


切手集めにも夢中になりました。


使用済の外国の切手を買ってもらい、それがどこの国のものなのか、その肖像は誰なのか、いろんな本で調べて、ノートに書いていました。


おかげで地理や歴史にはとても強くなりました。


🔴今まで、出会ってきた子どもたちには、キノコや折り紙、恐竜などに詳しい子らがいました。


熱中出来る事がある子は、勉強しなさいと家庭で言われなくても、よく勉強が出来ました。


なぜかというと、「調べる力」「追求する力」がついているからです。


🔴私は「自学ノート」を子どもたちに持たせています。


そのノートには、自分が興味のある事を調べて自由に書いていい事にしています。



お菓子作り、植物、鉄道、ポケモンなど子どもは楽しんで調べ、書いていきます。


課題が終わった時や家で自由にやってきます。


○○博士と呼ばれる子どもが出てきます。


「知りたい」という気持ちを大切にしてあげる事が一番大事だと思います。


子どもの興味がある事に協力すればいいのです。


図鑑や百科事典を置いておくだけでも、知的好奇心は広がります。




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通知表

🔴通知表


学期末になり、通知表を作成する時期となりました。


小学校では、ほとんどの学校で3段階で成績が評価されています。



○よくできた


○できた


○がんばろう



1年生は、2学期から2段階で評価する事が多いと思います。


昔、初めて通知表を見た1年生の子が


「やった〜❗️ 全部マルや〜❗️」


と言った事がありました。



以前は、相対評価で「よくできた」「がんばろう」の割合が決まっていたために、本人が前よりも努力し、成長していても、成績に反映する事ができませんでした。


その子の頑張りをいくら分かっていても、割合のために「がんばろう」をつけることになっていました。


何時間も悩み抜いて、通知表をつけていました。


3日間、徹夜で作成した事もありました。



現在は、絶対評価になっています。



一定の到達基準で成績をつけることになっています。



極端な例で言えば、全員が「がんばろう」もあり得るし、全員が「よくできた」にもなるわけです。



2002年に相対評価から絶対評価に変わりました。


どちらの評価方法も賛否両論あります。


相対評価の経験がない若い世代の先生に考えてほしい事があります。


絶対評価に変わった時、私はこの評価は教える側の評価だと考えました。


相対評価であれば、どんな指導であっても、「よくできました」の成績をつける事が出来ます。


しかし、絶対評価では、そうはいきません。


教師の指導が充分でなければ、「よくできました」をつける事が出来ません。


絶対評価は、教師の指導に返ってくると捉えてほしいのです。


子どもの力をつける事が出来ていなかったと自分の指導に問い返してほしいと思います。



昔、6年生の子どもたちに「先生の通知表」をつけてもらった事があります。


子どもたちは、


「一回、ぼくらも通知表をつけてみたかったんや〜」


と喜んでいました。


そして、教え方や自分の話を聞いてくれているかなど、子どもたちは思い思いの形式で正直に書いてくれました。


・話が長い


・授業を延長する


・服装がダサい


などの手厳しいけれど、「ごもっとも」という評価を受けました。


評価するだけでなく、評価してもらう事も一度やってみてください。





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