算数 大きな数 その4 チャレンジ問題
算数 大きな数 その4 チャレンジ問題
数字カードを使った大きな数ゲームは、過去の記事で紹介しましたが、今回はプリントの文章題を読んで考える授業を紹介します。
ある程度、大きな数が理解できるようになったら、やってみてください。
①1から9の数字を書いたカードが1まいずつあります。
そのカードを6まいえらんでならべた時、一番大きな数はいくつになりますか?
また、一番小さな数はいくつになりますか?
②0から9までの数字を書いたカードが1まいずつあります。
その中から7まいえらんでならべた時、一番大きな数はいくつになりますか?
また、一番小さな数はいくつになりますか?
※一番大きな位には、0は使えません。
③0から9までの数字を書いたカードが1まいずつあります。
全部のカードを使ってならべた時、二番目に大きな数はいくつになりますか?
また、一番小さな数はいくつになりますか?
という問題です。
よく読まないと、6年生でも間違えてしまいます。
何桁の数字を作るのか?条件は何か?
を文章からの把握しなければなりません。
3年生や4年生だと、グループで考えさせた方がいいと思います。
一人だとさっぱり分からない子がたくさん出てきます。
グループでやると、文章の読み取りを間違ってることに他の友達が気づくことができます。
分からない所も聴き合うことが出来ます。
難しかったら、前回使った数字カードを出して、ならべてみて考えてもいいよと伝えます。
発展の問題なので、全部出来なくてもいいのです。
子どもたちは簡単な問題より、少し上のレベルにチャレンジすることで、基本のレベルが出来るようになってきます。
グループで問題をいっしょに読む。
分からない文を聴き合う。
いっしょに考える。
問題を解いたら、みんなで確かめる。
それぞれの答えが違うと、もう一度いっしょには考える。
そして、グループの一人、プリントを先生に見せる。
プリントをグループに持ち帰り、赤エンピツで答え合わせをする。
という形で進めました。
間違ってるグループは、再度正解にたどり着くまで考えてもらいました。
このやり方だと全員が、時間内に出来ました。
早く出来たグループは、プリントの裏に三番目に大きい数、4番目に大きい数…をずっと書いていました。
難しいことに挑戦することは、もっとやりたい気持ちを湧き立たせてくれるのです。
一人でやらせた時は、かなりの子が出来ませんでしたが、グループで聴き合うことでほとんどの子が私が説明する前に理解することが出来ていました。
友達の力を借りること、というのはとても大切なことだと実感しました。