学級開き⑥時間を守る
🔴学級開き⑥時間を守る
◯初めに伝える事の中に時間を守るという約束をします。
◯チャイムが鳴り終わるまでに着席しておく事を前の授業の終わりに伝えます。
◯「先生はチャイムが鳴ったら、授業は終わります」
◯「でも、あなたたちが時間を守らないなら、先生もチャイムが鳴っても授業を終わりませんよ」と話をしておくのです。
◯次の授業の始まりのチャイムまでにトイレを済ませ、授業の準備をして、着席しておくことを約束させるのです。
◯ほとんどの子はきちんと着席をして待っていました。でも、ギリギリまで遊んでいた子が急いで戻ってきましたが、鳴り終わるまでに着席出来ませんでした。
◯この時が指導のチャンスなのです。「ちゃんと守れていた人は花マルです」と適切な行動が取れた子らを認めます。
◯そして、「残念ながら間に合わなかった人がいました」「なぜ間に合わなかったのでしょう?」と問いかけます。
◯「誰かがケガをして保健室について行ったのなら遅れても仕方ありませんね」と伝えます。「みんなを待たせることのないように次から気をつけなさい」と釘を初めにさしておくと毎時間注意をしなくてもすむのです。
◯学年初めにこうした指導を二、三度するだけで、効果が大きいのです。
◯そして、次の時間に全員が時間を守れたら、「さすがです!」と伝えるだけで時間を守る学級へとなっていきます。
◯もちろん教師はチャイムが鳴ったら、授業を終わることが前提になるので、時間を意識して授業を進めることが大切です。