道徳 フワフワ言葉とチクチク言葉
🔴道徳 フワフワ言葉とチクチク言葉
◯言われて嬉しい言葉をペアやグループで1枚の紙に書いていきます。
◯手がかりになる場面をいくつか子どもたちに紹介します。
◯授業で分からない時、困っている時、しんどい時、さみしい時、頑張った時などにどんな言葉をかけてもらうと、ホッと安心したり、元気が出たりするかなぁと状況を思い起こす問いかけをします。
◯そんな時に言われて、心がホッとする言葉をみんなで探していきます。
◯ホッコリとしたいい雰囲気になる時もあれば、子どもたちの関係性が育っていないと、その活動の場でさえケンカになる事もあります。
◯グループでするよりもペアでする方がいいかと思います。グループで行なうと待つ力や聴く力がついていないと揉めてしまうことがあります。
◯ペアで出てきた「ふわふわ言葉」を黒板に書いてもらったり、ペアで書いたプリントを掲示したりして、子どもたちに意識させることが一番重要です。
◯「チクチク言葉」を出し合う活動をして、どちらの言葉で教室を満たしたいのかを尋ねる授業にしてもいい時もあります。
◯自分が本当につらい言葉を投げかけられている子が、みんなに伝えられるような時があるからです。
◯でも「チクチク言葉」を出し合う時に気をつけないといけないのは、「誰に〜と言われて嫌だった」「僕はそんな事言ってない」「お前も〜と言ったやろ」という言い合いにならないようにしなければなりません。
◯大切なのは、自分の気持ちの伝え方を考えさせる事なのです。
◯また、この授業をして終わりではなく、何度も立ち戻る場にすることが重要です。
◯一度限りの授業では、そうは簡単に子どもの伝え方は変わらないということを肝に命じて、日常の学校生活で絶えず問い続け、返していくことだと思います。