授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

算数 小数の指導1

算数 小数の指導1


3年生で小数が初めて出てきます。


「1より小さい数をどう表すのか?」


子どもたちは、体重計や体温計、ストップウォッチなどで小数を見た事はあります。


でも、まだ小数という概念は理解していないので、そこをしっかりと考えさせる必要があります。


教科書には、「水のかさをdLで表しましょう」と3dLとあまりがある水のかさの図を見て、考える展開になっています。


3.4dLの図が描かれています。(1dLが3つで3dLの図とあまりの水のかさの図で、3.4の数字は書いていません)


mLという単位を知っている子もいますが、そっちに話が行くと混乱するので


「すごい!よく知ってるね〜、でもここにdLで表すと書いてあるから〜」


「このあまりの所をどうやってdLで表したらいいか、グループで考えてみてね」


これまでは、1よりも大きな数を考えてきた子どもにとって、逆のことなので初めはピンときません。


1が10個集まって10


10が10個集まって100


という十進法はこれまでに学習してきて理解しているので、そこを手掛かりにして考えてもらうのです。


「この1dLより少ないあまりを、今まで勉強してきたこの10ずつの考え方を使って表す事は出来ないかなぁ?」

と問いかけます。


グループの中で気づく子も出てきます。


「1dLを10個に分けたらいいんや」


「あまりは、1dLを10個に分けた内のいくつ分かで表したらいい」


という事に気づかせます。



そして次のページにある図を見て、確かめます。


①1を10個に分けた内の1つ分を0.1


②0.1が4つで0.4


③3と0.4を合わせて、3.4


この事を図で確認しながら、声に出してペアで聴き合います。


暗唱のようですが、言葉にする事は、効果的なのです。


何人かに言ってもらいます。言えたらみんなで拍手です。


休み時間になっても


「先生〜言えたから聴いてください」


と行列が出来ました。


小数という新しい勉強をしたのが嬉しかったのか、給食の時間に



「あ!牛乳キャップにも小数が書いてある!」



「ほんまや〜!」


乳脂肪分の小数を見つけていました。


「先生〜!上靴の裏にも小数があった!」


20.5という靴のサイズを見つけた子もいました。


これは単位がcmなので、次の授業に出てくるので、


(よしこれは使えるなぁ)


と思いながら



「今は食事中です。お行儀良く食べましょう」


と注意していた私です。


つづく

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