授業力アップ 学級経営の話

現職の小学校教員30年の経験から学んできたことを紹介します。
授業力や学級経営について参考になれば幸いです。

サツマイモ・どんぐりをよく見る

サツマイモ・どんぐりをよく見る


いろんな学年でサツマイモを栽培していると思います。


もう収穫はされていることでしょう。


生活科や総合学習でサツマイモを育て、芋掘りをして、最後は焼きイモをしたり、スイートポテトを作ったりして食べますね。


食べる前に育ててきたサツマイモの絵を描くのもいいですね。


三原色の「キミコ方式」で大きくサツマイモの絵を描いた事もあります。


絵を描く前に、自分のサツマイモをよく観察させます。


「サッちゃん」「デカちゃん」などの名前をつけて特徴を見つけます。


「自分のサツマイモ、どれか分かる?」

「バッチリ!」



となると一度全部集めます。その中から自分のサツマイモを探し出すのです。


「僕のサツマイモは、これだ〜!」



と全員見つけ出すことができました。



すると、絵を描いても意気込みが違います。細かい皺やデコボコもしっかりと描くことができました。


生活科でどんぐりを集めて、コマを作ったり、落ち葉と組み合わせて作品に仕上げたりしますね。


どんぐりもサツマイモと同じように、自分のどんぐりをよく観察させてから、一度全部集めます。



「これが私のどんぐり〜!」


その中から自分のどんぐりを見つけ出すことでまるで自分の分身かのように、そのどんぐりを大切にして絵を描いていました。



サツマイモもどんぐりも、名前をつけて呼ぶ事で、愛着が湧き、観察もよくできて、 絵をしっかりと描く事が出来ます。本物と見分けがつかないような絵を描いた子もいました。



「ポンとこの絵が置いてあったら、本物のサツマイモと間違えて拾いそうになったよ〜」

と声をかけると満足そうに照れていました。


こんな話をもみじを観察して、スケッチしていた3年生の子どもたちにしたら、真剣に描きだしました。


しばらくして、ある子が



「先生、外にもみじが落ちてるから拾いに行こう」



とわざわざ呼びに来てくれました。



ついていくと、画用紙に描いたもみじの絵が落ちています。



「ホントだ、もみじ落ちてるね、あれ?これ、もみじの絵だ〜」

と言ってあげると



「うふふ」

と喜んでいます。



「これ、君が描いたの?上手に描いたね。本物だと思って拾っちゃった〜」

と言うと手を叩いて喜んでいました。

私に見せるために、わざわざそこに絵を置いた子の気持ちを思うと、とても嬉しくなりました。

PVアクセスランキング にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。